親子で奮闘した中学受験vol.3~通塾費用など~

3 min

こんばんは。

“ちびぼうず”です。

数回に分けて、長男・ちび太郎との中学受験を振り返りたいと思います。

中学受験に挑む皆様の参考になればと思った次第です。

特に、中学受験を走り切ったうえで、結果的に気づいた点や反面教師にしていただける点を発信していきたいと思います。

今回はvol.3ということで、(1)新6年生・前期の“やる気スイッチ”、(2)3年間の塾代についてお話ししたいと思います。

(1)新6年生・前期(小学5年生2月~小学6年生6月)の“やる気スイッチ”

小学5年生の2月になると受験まで残り1年ということで、塾の先生方も受験本番モードとなります。親子集会なるものでは先生から「最優先学年として、質問時間は他学年より優先します。この一年間の頑張り方次第で人生が変わります」と檄が飛ばされました。ちびぼうずは、身の引き締まる思いがしました。この1年は、家庭でも受験を最優先にしようと心に決めました。

一方、5年生で”中だるみ”していたちび太郎はどうかというと、、、ちびぼうずが期待するような「本気モード」には、この時点ではまだほど遠いという感じでした。コロナ禍真っただ中ということを差し引いても、少し足りないかなと。

例えば、計算問題と天声人語(朝日新聞)要約を毎朝の日課にしたかったのですが、やったり、やらなかったり、やらなかったり。。やっても、やりっぱなし。。。わからない問題を先生に質問しない。。。。

いまだに後悔していることは

早期から「答え合わせと復習」の習慣を徹底できなかったこと。

受験直前までこの状況が続いたので、非効率な勉強が続いていたことは言うまでもありません。

他方、“スイッチ”の入らない責任の一端は、ちびぼうずにもありました。「プレイスステーション5(SONY)」や「Hulu」等はそのまま自由にさせていました。

今考えてみると、夕方から夜遅くまで塾で勉強に向き合うちび太郎を見て、大変な世界に引き込んでしまったという“負い目”と、いつか本気になるだろうという“楽観”が重なったものと思います。ただし、「7月にゲームは禁止にする」とちび太郎と約束していたので、夏までは追い込まずに進めようと思っていました。

ちなみに、転機となる機会はありましたが、活かしきれませんでした。6年生4月の合不合判定テスト(四谷大塚)での「4科偏差値:46.4」という結果を見て、ちび太郎もさすがにショックを受けていました。そこで、ちびぼうずは「次回テスト(7月)に向けて、勉強への向き合い方を変えていこう^^」と励ましましたが、「無知の知(ソクラテス)」とはよく言ったものです。毎朝の天声人語要約を継続できるようになってきましたが、いわゆる“受験生の顔”になるのはもう少し先の話。。。

本気(新6年生の夏休み)になるまでは「助走期間」と捉え、過去のテストから苦手な単元を整理して、夏以降のジャンプアップに向けた準備を進めました。

(2)3年間(4年生~6年生)の塾代

これから中学受験を検討するご家庭で一番の懸念事項は「お金」の問題かと思います。

結論から申し上げると、

我が家の塾費用は3年間で約286万円でした。また6年生の塾費用が最大で、135万円でした。

(なお、受験料や入学金は加味しておりません。あくまで塾代です。)

明細が残っていたので、6年生塾代の内訳を以下に記載いたします。

月謝:737,000円【内訳】57,000円(2月~7月)、75,000円(8月~12月)、30,000円(1月)

特別講座: 275,000円【内訳】44,000円(入試対策ゼミ(前期))、23,000円(ゼミナール)、60,000円(「栄光の森」)88,000円(入試対策ゼミ(後期))、60,000円(正月特訓等)

季節講習:208,000円【内訳】120,000(夏期講習)、88,000円(冬期講習)

その他:130,000円【内訳】45,000円(テキスト代)、55,000(学内テスト)、30,000円(塾外テスト)

4年生、5年生は明細などが残っていないためご容赦いただきたいですが、年間70万円~80万円程度だったと思います。4~5年生においては、夏期講習以外の特別講座は取捨選択していたので、最低限でこの程度かなと。

栄光ゼミナールだけかもしれませんが、(年間予定はいただいているものの)突然「引き落し(予定)通知」が届くので、毎月ドキドキしていました。

もし中学受験をお考えであれば

中学受験用口座を作り、子どもの幼少期から少しずつ貯蓄し始めることをお薦めします。

なお、我が家は計画性がなかったため、自転車操業のような状況でした^^;

今回は、新6年生・前期の”やる気スイッチ”と3年間の塾代についてお話してきました。

これから、中学受験を検討される皆様の参考になれば幸甚です。

ちびぼうず

ちびぼうず

 1986年11月生まれ。寅年、さそり座、O型。千葉県出身。
 妻、ちび太郎(13歳・男)、ちび二郎(8歳・男)の4人家族。
 千葉県内で育ち、高校卒業まで水泳に励んでました。小学校・中学校・高校の12年間は “水の掻き方”を勉強していたため、一年間の浪人の末、都内三流大学に滑り込み進学。
 大学4年生でオメデタ婚。男児2人に恵まれ、家族の助けを得ながら、育児に邁進中。
 2022年に激闘の末、長男・ちび太郎が校則厳しめとウワサの私立中高一貫校に進学。
 田舎の公立中学校で過ごした”ちびぼうず”の視点で、都会の私立学校の生活風景や、日々の出来事などを発信します。

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