親子で奮闘した中学受験vol.4~志望校の決定~

2 min

こんばんは。

“ちびぼうず”です。

数回に分けて、長男・ちび太郎との中学受験を振り返りたいと思います。

中学受験を走り切ったうえで、結果的に気づいた点や反面教師にしていただける点を発信していきたいと思います。

今回はvol.4ということで、志望校の決定についてお話ししたいと思います。

○志望校の決定

ちび太郎は小さいころから読書が好きで、2~3学年上の比較的難しい文章も小学校1年生から楽しく読んでいました。ちびぼうずの幼少期と比較すると、非常に優秀な子だと思っていましたし、今でも思っています。妻からの遺伝でしょうか笑

そんなこともあり、ちびぼうずが勝手に盛り上がって中学受験を決めたのは過去の投稿のとおり。“目指すことはタダ”だと思い「麻布中学」を第一志望校に据えました。

ちびぼうずは孫子「敵を知り己を知れば百戦危うからず」を思い、暇さえあれば麻布中学ホームページや「男子御三家 麻布・改正・武蔵の真実(著:矢野耕平 発行:文春新書)」、「「謎」進学校 麻布の教え(著:神田憲行 発行:集英社新書)」などの情報を読み漁っていました。情報を得るにつれて、通わせてあげたいという思いは強くなりました。

一方、ちび太郎はというと、親に対する多少のリップサービスもあったと思いますが、「麻布を目指してみたい」とのことで、先ずは目標を「麻布中学」としました。

そして時は流れ、5年生で“中だるみ”してしまうのですが、その一端は目標設定にあったようでした。麻布学校の説明会や評判を見聞きして“敵”を知る一方で、塾内外のライバルの存在や授業内容の難化にともない、仮想敵を過大に見積もってしまったようでした。

結局6年生の7月頃まで成績も伸び悩んでいたことから、(ちび太郎には今でも内緒ですが、)塾の先生と相談して、裏の第一志望を作っていました。それが「攻玉社」でした。ただし、本人の決心が一番重要だと先生と話し合い、10月の攻玉社中学の説明会まで秘めておきました。

攻玉社中学の説明会を終えた帰り道、ちび太郎に感想を聞いてみると、「いいね」との一言。でもそれは、ちびぼうずに対するリップサービスではなく、本心から発言しているように見えました。そして、目標の輪郭がはっきりと見え始めたことで、自習室の活用や先生への質問回数も増えていき、段々と受験生らしい顔つきになっていきました。

最終的には、第一志望:攻玉社、第二志望:東京学芸大学付属世田谷、第三志望:東京都市大学付属等々力という形で、2月の本番に挑んでいくことになります。

なお、いわゆる大学付属校のエスカレーターに乗せる気はありませんでした。中高一貫で“竹馬の友”を得る一方で、内部進学に胡坐をかかず、自分の人生をしっかりと見つめ・考えてほしいと思ったからです。

今回お伝えしたいことは、

志望校は親の意向の中で、子どもに選択させることが大切

ということです。

親の希望先行で子供を振り回すのは、私だけで十分です。

皆様も志望校を検討される際には、子どもの意見にも耳を傾けてあげてください。

今回は、志望校についてお話してきました。

これから、受験を検討される皆様の参考になれば幸甚です。

ちびぼうず

ちびぼうず

 1986年11月生まれ。寅年、さそり座、O型。千葉県出身。
 妻、ちび太郎(13歳・男)、ちび二郎(8歳・男)の4人家族。
 千葉県内で育ち、高校卒業まで水泳に励んでました。小学校・中学校・高校の12年間は “水の掻き方”を勉強していたため、一年間の浪人の末、都内三流大学に滑り込み進学。
 大学4年生でオメデタ婚。男児2人に恵まれ、家族の助けを得ながら、育児に邁進中。
 2022年に激闘の末、長男・ちび太郎が校則厳しめとウワサの私立中高一貫校に進学。
 田舎の公立中学校で過ごした”ちびぼうず”の視点で、都会の私立学校の生活風景や、日々の出来事などを発信します。

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