こんばんは。
“ちびぼうず”です。
先日、非常にうれしいことがあったので、ご報告いたします。
たしかに、小学1年生の3月なので、「うちの子はもう乗ってるわ」というご家庭も多いと思いますが、彼の性格を考えるとなかなか難関だった訳で。。。
(1)ちび二郎の性格
ちび二郎は、失敗することに対して非常に消極的で、周りの目をとても気にします。さらに、とても合理的(面倒臭がり)なため、ちょくちょく鯖を読みます。例えば、小学校で音読の宿題が出た際には、3回実施しなければいけないところを1回で終えてしまします。
【ちびぼうず】「あと2回読まなければいけないよ」
【ちび二郎】「はぁ、もう読んだし。なんで聞いてなかったの」
と回数をちょろまかしたりします。
他にも、漢字の宿題で読み方を質問された際には、
【ちびぼうず】「辞書で一緒に調べよう」
【ちび二郎】「嫌だ。自分で調べて」
【ちびぼうず】「じゃあ、宿題は忘れていくのね」
【ちび二郎】「わかったよ~」
と面倒くさ、、、合理的で、かつ体裁を非常に気にします。
(2)ストライダーから自転車へ
さて、自転車は地道な練習が必要で、転びながら覚えるものだということは皆さんもご存じのとおりだと思います。そのため、ちび二郎において、かなり難しい挑戦であることはお判りいただけるでしょう。ただ、ちびぼうずは「転ばぬ先の杖」を準備していました。
「ストライダー」です。
ストライダーはペダルのない自転車のような乗り物で、足で地面を蹴って推進力を得ます。これに乗せておくことで、自転車へスムーズに乗り換えられるように準備していました。なお、この方法で長男・ちび太郎も簡単に自転車デビューしていました。
さて、ちび太郎はというと、小学校入学祝で自転車を購入しました。ちび二郎は喜び勇んで、すぐに自転車に跨ったのですが、自転車が少し重たかったために倒れそうになってしまいました。。。
そう、あれから約1年が経ちました。
そろそろ体力もついて、問題なく乗れるだろうと考えた春先の散歩日和の休日のこと。自転車で散歩に行こうと声をかけると、
【ちび二郎】「嫌だ」
【ちびぼうず】「TVゲームを買ってあげるから、一緒に散歩しよう」
【ちび二郎】「行くけど、自転車には乗らないからね」
ということで、先ずは家から引き釣り出すことができたのです。そして、ちびぼうずが小さい自転車を押しながら散歩に出発した訳です。それから、交通量のほとんど無い広めの道路に差し掛かり、
【ちびぼうず】「試しに乗ってみない。友達と遠くに遊びに行く時は自転車だよ」
【ちび太郎】「じゃあ、少しだからね」
ということで、練習に突入したのですが、そこからが大変。先述のとおり、人の目が気になるため、特に同世代の子供が通りかかると「ちょっと休憩」とか「もう今日は終わりにしようか」と、格好悪い姿を見せないように、ちょこちょこ逃げようとします。そこで、ちびぼうずは最後の手段を出しました。
【ちびぼうず】「後ろから支えてあげるから、しっかりペダルを漕いでごらん」
【ちび二郎】「絶対に離さないでよ。」
もう自転車に乗れる皆さんはお分かりですよね。例の“こっそり手を離す”下りです。横を伴走しながら少し進んだところで、「実は手を離しているよ」と声をかけると、急停車して「やったー!!」と大喜び。
その時のちび二郎の嬉しそうな顔とときたら、私は一生忘れないでしょう。
それからというもの、時間があれば自転車の練習に付き合わされますが、今しか得られない大切な時間だと感じています。
手のかかる子ほど可愛いもので、これからもちび二郎の成長する姿を書き留めてい行きたいと思います。