こんばんは。
“ちびぼうず”です。
数回に分けて、長男・ちび太郎との中学受験を振り返りたいと思います。
中学受験を走り切ったうえで、結果的に気づいた点や反面教師にしていただける点を発信していきたいと思います。
今回はvol.5ということで、6年生の夏休みについてお話ししたいと思います。
(1)夏休みのミッション
よく中学受験の天王山といわれる6年生の夏休み。
プチ情報はさておき、夏休みに栄光ゼミナールから課されたミッションは以下の3つです。
・夏期講習への参加
・ゼミナール「栄光の森」への参加
・問題集「コンプリーション」の2回実施
なお、費用は過去の投稿をご参考ください。
先ずは夏期講習です。夏期講習はおおむね通塾者が全員参加するもので、3年生2月から6年生7月までに習った全単元を総復習します。夏休みの前期・後期で別れており、授業時間は14時から20時まで、宿題も出るので相当なボリュームのカリキュラムです。
続いて「栄光の森」です。夏期講習の前期・後期の合間に近隣の校舎から一堂に会して、演習等を中心に5日間・9時~18時で実施されるものです。偏差値別のクラス分けを行うことで、ライバルと切磋琢磨する機会を作ってくれました。
最後に「コンプリーション」です。これが攻玉社の合格に大きく貢献したと思っています。これは中学受験で出題される4科・全範囲の基本問題から標準問題までの最低限習得しておくべき内容が掲載されており、つまるところ基礎の定着を促す効果があります。ただし、夏期講習等とは連動していないため、自分で計画を立てて進めなければいけません。
(2)ちび太郎の夏休み
さて、ちび太郎の夏休みはといいますと、、、当初は、学校に通っていた”日常”から”夏休みの通塾生活”にジャンプアップできず、生活の変化に苦戦していました。
コアタイムである夏期講習は、普段の2倍の授業時間となるとともに、帰宅後に宿題を行うため、就寝時間と起床時間がルーズになっていました。また、午前の勉強時間を確保できないという悪循環に陥っていました。
そこで“22時までに就寝”と“7時には起床”を徹底しました。これにより、段々と夏休みのスケジュールになれていきました。
ゼミナール「栄光の森」はお盆の時期に渋谷で開催されました。コロナ禍ではありましたが、先生方の感染症予防対策により、安全・安心の中で参加できました。夏期講習の合間に実施することで、モチベーションの維持に効果がありました。
ただし、自宅から「栄光の森」会場までは電車移動を含めて少し通い辛い状況でした。普段は強がっているちび太郎も「送り迎えをしてほしい」とお願いしてきたので、仕方なく夏期休暇を充てて対応しました。(と、自己犠牲的に書いていますが、コロナ禍で夏期休暇の使い道がなかったので、役立てられて良かったです笑)
最後に「コンプリーション」です。自習時間の確保が進捗に直結する訳ですが、これが一番難しかったです。自制心が割と弱めなちび太郎は、どうしてもテレビを点けてしまいます。
そのため、少しでも早く自習室に向かわせました。塾であれば、先生の目もあり、強制的に勉強に集中できたようです。お陰様で、早々にコンプリーションを2回終えて、苦手単元の抽出もでき、秋口(9月頃)の自称:苦手分野克服特訓につなげることができました。
結果的に、
紙面などで見る「夏休みに12時間以上勉強した子」は、自制心や目標がしっかりしている優秀な子なのかなと、ちび太郎には少し厳しいなと感じました。
なお、ちびぼうずの小学校の夏休みは、「タッチ」の再放送を見て、プールに行って、昼寝して、TVゲームして過ごしていたため、本来ちび太郎に強く言える立場ではないのですが。。。
今回は、6年生の夏休みについてお話してきました。
これから、受験を検討される皆様の参考になれば幸甚です。