親子で奮闘した中学受験vol.9~1月の受験戦略~

2 min

こんばんは。

“ちびぼうず”です。

数回に分けて、長男・ちび太郎との中学受験を振り返りたいと思います。

中学受験を走り切ったうえで、結果的に気づいた点や反面教師にしていただける点を発信していきたいと思います。

今回はvol.9ということで、1月の受験戦略についてお話ししたいと思います。

(1)1月受験戦略について

さて、過去の投稿でも触れたとおり、過去問の実施状況は悪くはなかったのですが、12月合不合模試(四谷大塚)の4科偏差値が47ポイントでした。そのため、2月受験本番での合格を確かなものとするため、塾の先生と1月受験の戦略を立てました。

<1月受験を活用した“もうひと踏ん張り”大作戦>と題して、以下のとおり進めました。

1/10「佐久長聖中学(四谷大塚偏差値:49)」の合格で、自信をつける。

1/11「栄東中学(同:58)」の不合格で、最後のひと踏ん張りを引き出す。

③仮に①②どちらも不合格だった場合には、1/20「東海大浦安(同:38)」で合格して自信を得る。

(2)1月受験の様子と結果

①1/10「佐久長聖中学」についてです。腕試しだと思っている“ちび太郎”は、過去問すら解かずに挑みました。まだ模試の時の方が緊張感があったのではという感じでした。試験が終わった後も、「多分、大丈夫」という感じ。(「ホントに大丈夫かよ?!」)と心の中で呟きながら、「よく頑張ったね」と迎え入れてやりました。

②次に1/11「栄東中学」です。ここは、持ち偏差値から11ポイントも離れているので、“不合格をもらう”ことが目的でした。ただし、手を抜いて挑んでは意味がないので、前日から大宮駅前のホテルへ宿泊して、雰囲気作りには留意しました。ちなみに、ホテルは12/1出願のタイミングで予約しました。

本人も持ち偏差値との乖離を理解していたので、過去問を直近3年分解いて本番に挑みました。当日は少し緊張していましたが、試験終了後、「手応えはあったかな」との発言。(「これで、さらにアクセルが掛かるだろう」)と思いながら、「とりあえず2日間、お疲れ様」と労ってあげました。帰りは新幹線で東京駅まで、駅弁を食べながら帰りました。(焼肉弁当、美味しかったな~。)

さて、結論から申し上げると、両校とも「合格していました。純粋にうれしかったです。

ただし、当初想定していた作戦から外れてしまうことに、大きな不安を覚えた“ちびぼうず”は塾の先生に相談しました。すると先生からは「作戦通りにはいきませんでしたが、栄東が受かれば攻玉社も可能性は高いです」といわれました。それでも不安な私は、1月末の市川や立教新座で失敗させておくべきかと問うと、「1月に不合格すると、2月本番までに気持ちが回復しない可能性があるので止めましょう」と先生から応答がありました。

私の心配は露知らず。1月受験で合格を得た“ちび太郎”はというと、さらにやる気を出して勉強に取り組んでいました。「全勝を目指す」とのことでした。とりあえず、1月受験は成功したのかなと思っています。そのうえで、2/1まではひたすら攻玉社の過去問を繰り返していくことになります。

今回は、1月の受験戦略についてお話してきました。

これから、中学受験を検討される皆様の参考になれば幸甚です。

ちびぼうず

ちびぼうず

 1986年11月生まれ。寅年、さそり座、O型。千葉県出身。
 妻、ちび太郎(13歳・男)、ちび二郎(8歳・男)の4人家族。
 千葉県内で育ち、高校卒業まで水泳に励んでました。小学校・中学校・高校の12年間は “水の掻き方”を勉強していたため、一年間の浪人の末、都内三流大学に滑り込み進学。
 大学4年生でオメデタ婚。男児2人に恵まれ、家族の助けを得ながら、育児に邁進中。
 2022年に激闘の末、長男・ちび太郎が校則厳しめとウワサの私立中高一貫校に進学。
 田舎の公立中学校で過ごした”ちびぼうず”の視点で、都会の私立学校の生活風景や、日々の出来事などを発信します。

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