「二月の勝者 15巻」で栄東中学校受験を思い出してみた!!

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こんばんは。

“ちびぼうず”です。

マンガ「二月の勝者 15巻(出版:小学館)」が4月12日に発売されました。長男・チビ太郎の中学受験が終了した身でありながらも、読み物として購入してしまいました。

「二月の勝者 15巻」(小学館ホームページより引用)

長男の受験を振り返りながら、マンガを考察してみたいと思います。

そもそも「二月の勝者」とは何ぞ?!という方々にザックリ申し上げると“中学受験を通じた親子の成長を描いたマンガ”です(かね?)。

なお、以降は若干のネタバレも含まれますのでご容赦ください。

舞台は1月10日以降の埼玉県入試と1月20日以降の千葉県入試となります。東京・神奈川を本命とする受験生の前受受験として、マンガ内でも設定されています。

先ず、埼玉西中学校は「栄東中学校」ですね。メディアでも扱われていましたが、2022年1月10・11日の実受験者は6,869にもなり、東大特待や帰国生などを加算すると合計10,180人!衝撃的な数字です。首都圏受験開始の“狼煙”としても理解されています。受験者には得点や順位なども開示されることから、同校受験の内容が中学受験の行方を占うといっても過言ではありません。

我が子も“腕試し”として受験して(ぎりぎり)合格しましたが、塾の先生からは「第一志望:攻玉社でも十分戦える」と言われました。これはご参考ですが、当日は相当数の親御さんが随行されており、帰り際に我が子を見つけることに難儀したことを覚えています。また、待機場所がめちゃくちゃ寒いので、防寒はしっかりされたほうが良いです笑

なお、「滑り止めの星」として取り扱ったメディアもありましたが、そんなことはなく、2022年大学入試では14名を東京大学に送り出しています(「サンデー毎日」より引用)。また、同校の田中校長の記事を拝見しましたが、発想の豊かさには脱帽です。会場の先生方も非常に丁寧で、自宅から遠くなければ通わせてもいいと思わされました。

埼玉快晴中学校は「大宮開成中学校」、開墾中学校は「開智中学校」でしょうかね?受験していないので様子はわかりかねますが、2022年入試の実受験者数は、大宮開成(1/10)が1,606人、開智(1/10先端Ⅰ)が1,360名でした。多分、両校も“腕試し”として受験された方は多分にいたのではないでしょうか。

続いて、1月20日以降の千葉県入試について、舞浜中学校が「市川中学校」ですね。毎年、幕張メッセで試験を実施することで有名です。ちなみに、舞浜駅が最寄りの東京ディズニーランドの側にある学校は「東海大学付属浦安中学校」ですのでご留意ください。笑

新宿学園海浜中学校は「渋谷教育学園幕張中学校」ということで、名前の設定が秀逸ですね。笑

さて、全体を通じた感想は「その通り!!」というところです。これから中学受験に挑まれるご父兄の皆様は“半信半疑”でご覧いただいているかもしれませんが、大半が「的を射て」います。特に、千葉県受験の扱いは慎重さが必要であり、長男が通っていた栄光ゼミナールからは「東京・神奈川受験に近いことから、受ける必要はない」とも言われていました。失敗した場合に、立ち直れない可能性もあるとのことでした。

いずれにしても、桜花ゼミナールの生徒の結果が判明していく描写は、長男の埼玉入試とも重なり、少し涙が出てきました。

ということで、今回は「二月の勝者 15巻」になぞらえて、我が子の中学受験を振り返ってみました。是非ともご参考ください。

ちびぼうず

ちびぼうず

 1986年11月生まれ。寅年、さそり座、O型。千葉県出身。
 妻、ちび太郎(13歳・男)、ちび二郎(8歳・男)の4人家族。
 千葉県内で育ち、高校卒業まで水泳に励んでました。小学校・中学校・高校の12年間は “水の掻き方”を勉強していたため、一年間の浪人の末、都内三流大学に滑り込み進学。
 大学4年生でオメデタ婚。男児2人に恵まれ、家族の助けを得ながら、育児に邁進中。
 2022年に激闘の末、長男・ちび太郎が校則厳しめとウワサの私立中高一貫校に進学。
 田舎の公立中学校で過ごした”ちびぼうず”の視点で、都会の私立学校の生活風景や、日々の出来事などを発信します。

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