軽い風邪程度ではなかった!新型コロナウイルス感染症

3 min

こんばんは。

“ちびぼうず”です。

私事で恐縮ですが、この度、新型コロナウイルス感染症に罹患してしまいました。

平素から、マスクや手洗い・うがい等の感染予防対策はしっかりしていたため、まさか自分には回ってこないだろうと思っていた矢先のことでした。

巷では、“軽い風邪程度”と言われておりますが、結構しんどいです。ちなみに、ワクチンは3回接種済みで、副反応は微熱が出る程度だった人間です。

そこで今回は、症状の進捗と、私が利用した行政による支援制度についてご紹介します。ぜひ“他山の石”としていただきたいと思います。

なお、文書がお医者様の問診表みたいになってしまっていることについてはご容赦ください。

<0日目>

ある朝、普段より寝覚めが悪く、喉に少し違和感がありましたが、「口を開けて寝ていたせいだろう」と気にも留めていませんでした。当日は、翌日からの出張業務のため、現地へ前泊しなければならずサクッと荷造りして、体温が正常値であることを確認してから出発しました。現地のホテルに入ったときに強い疲労感があったのですが、長距離移動も相まってのことだろうと軽く食事を済ませて就寝。

<1日目>

翌日起床すると、喉の違和感が強くなっていることと、後頭部辺りに軽い頭痛がありました。ただし、ホテルで借りた体温計では誤差の範囲内。「ん~…枕が悪かったか」と唸りながら、お客様の元へ出発。

通された会議室は広く、窓も開け放たれており、感染対策は万全のようでした。午前9時頃から2時間程度の会議を終えて、「うまくいった」と自賛しながら同社を出発。

同一行政区域内にある別企業との打合せまで4時間程度あったため、カフェでテレワークをしていましたが、「なんか空調が強いな」と若干の肌寒さを感じながら作業していました。

2つ目の会議も感染症対策ばっちりの“屋外”で実施し、問題なく終えることができました。

さて、何となく不調(結果的に初期症状)をやり過ごしてきましたが、帰りの新幹線で悪化していきます。全身の節々の痛み、後頭部の鈍痛が強くなり、疲労感があるにもかかわらず痛みで寝ていられない状況でした。体温計は携帯していなかったですが、感覚で「あ~、多分熱あるな」と感じていました。(正直、乗った車両が閑散としていてよかったです。)

家につき体温を測ると“38.1度”。とりあえず自室に閉じこもることにしました。しかし、床に横になっても節々の痛みと頭痛で何度も覚醒する始末。この時、非常に重宝したのが「イブクイック頭痛薬(エスエス製薬株式会社)」!本当に助けられました。

<2~4日目>

翌朝、市販の抗原検査キットで調べてみると『陽性』という結果に。本来であれば発熱外来を受診して「陽性」を確定すべきなのですが、身体が言うことを聞かなかったため「東京都陽性者登録センター」を利用して、『陽性』を確定。

同センター制度は、東京都福祉保健局が20~40代の重症化リスクの低い罹患者を対象に実施している制度で、“症状”と“抗原検査キット結果(画像等)”を登録すると、医師の診断に基づき、数時間でコロナ陽性と判定(メール連絡)してくれます。ただし、処方箋は出ないので、市販薬に頼らざるを得ません。

その後、2日程度は強い症状(節々の痛み、頭痛)が続き、体温も“38.9度”まで上がりました。有症状のため、10日間の自宅隔離が開始されたわけですが、市販薬「ベンザブロックL プレミアム(アリナミン製薬株式会社)」には随分助けられました。風邪薬は効果的です。

<5~7日目>

少しずつ症状が改善し始め、通常の生活ができるようになり始めました。一方で、自宅に備蓄していた食材が底をつき始め、難儀していました。というのも、並行して妻もコロナ感染症に罹患してしまい、自宅に缶詰の状況に陥ってしまいました。

幸い、有事を聞きつけた義母や義姉から食材が送られてきたため、大変助かりました(深謝)。また、コロナ感染者支援サイトを確認すると「東京都自宅療養サポートセンター(うちさぽ東京)」が食料品配送支援を行っていたので、早速支援を求めました。生活環境を登録すると、翌日には段ボール2箱分の支援物資(食品類)が届き、難をしのぐことができました。

食糧支援物資(出所:自宅療養サポートセンター(うちさぽ東京))

また会社より罹患証明の提出について連絡があったのですが、これもネットで完結しました。保健所からメールにて届いた通知番号をもとに、厚生労働省の「My HER-SYS」に登録すると療養証明書がオンラインで取得できるのです。会社にはスクリーンショット画像を提出、問題なく受領されました。世の中、何でもオンラインで助かります。

<8~10日目>

通常の生活ができるようになり、テレワークも実施できるまでに回復しました。9日目に市販の抗原検査キットで検査したところ【陰性】判定でしたが、行政の方針に従い、家族・社会とは接触せずにいました。

<11日目>

快気しました。後遺症なども、自覚できるものは特にありませんでした。

ということで、少し長くなってしまいましたが、コロナウイルス感染症を軽視してはいけないこと、行政庁が感染症対策や感染者への支援をしっかり実施していることを実感した10日間でした。

重ねて申しあげますが、(不安を煽ってしまい恐縮ですが)軽い風邪では収まらない可能性があり、国内外旅行など経済を動かすための制限緩和は歓迎しますが、最低限の感染症対策は行った方が良いと感じざるを得ない出来事でした。ご参考ください。

ちびぼうず

ちびぼうず

 1986年11月生まれ。寅年、さそり座、O型。千葉県出身。
 妻、ちび太郎(13歳・男)、ちび二郎(8歳・男)の4人家族。
 千葉県内で育ち、高校卒業まで水泳に励んでました。小学校・中学校・高校の12年間は “水の掻き方”を勉強していたため、一年間の浪人の末、都内三流大学に滑り込み進学。
 大学4年生でオメデタ婚。男児2人に恵まれ、家族の助けを得ながら、育児に邁進中。
 2022年に激闘の末、長男・ちび太郎が校則厳しめとウワサの私立中高一貫校に進学。
 田舎の公立中学校で過ごした”ちびぼうず”の視点で、都会の私立学校の生活風景や、日々の出来事などを発信します。

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