こんばんは。
“ちびぼうず”です。
夏期休暇を生かして、北海道へ3泊4日の家族旅行に行ってきました。
直近2年間はコロナ禍もあり遠出は自粛していましたが、長男・中学受験の終了や小学2年生・次男のワクチン接種の完了もあり、感染予防対策を意識しながら旅行を計画しました。
なぜ旅行先に北海道を選択したかというと、「北海道に行きたかったから」という何とも安易な発想からです。
北海道で何をしようかと考えたときに、先ずは2020年7月に白老町に開業した「民族共生象徴空間 ウポポイ(以下、「ウポポイ」)」に行こうということになりました。ウポポイはアイヌ文化の振興や普及啓発などを目的に設置された施設です。アイヌ民族の歴史・資料等を展示する博物館や「アイヌ古式舞踊」等が披露される交流ホール、生活空間を再現された伝統的家屋群「コタン」などがあり、アイヌ文化の一端を学べます。ユネスコ無形文化遺産に登録されている「アイヌ古式舞踊」などの実演もあり、興味深く拝見しました。
ウポポイについて、直前に漫画「ゴールデンカムイ(出版:集英社)」を読破して僅かながらの知識を持っていたこともあり、アイヌ民族のカムイ(神)信仰や儀式用装飾品、狩猟技術のほか、人権獲得の歴史などを興味深く学ぶことができました。非常に有意義でした。
さて、宿泊先は、予てより興味を持っていた星野リゾート界「ポロト」へ宿泊しました。「ポロト」はウポポイとポロト湖に隣接しており、宿泊するにはもってこいの立地でした。外観はいまいち特徴がないのですが、内装は木材をふんだんに使って装飾されており、安らぎが演出されていました。客室も広く“ポロト湖”を一望することができます。
食事はアイヌ文化を踏まえた御膳が準備され、カムイに“ヒンナ(「感謝」【アイヌ語】)”しながら美味しくいただきました。
また、子ども達が一番興奮していたのは大浴場で、「○湯(まるのゆ)」と「△湯(さんかくのゆ)」の2つがあり、特に△湯は内湯と露天風呂との境界に趣向が凝らされており、さすが星野リゾートという感じでした。
他の行程では、羊ヶ丘展望台でクラーク博士像との記念撮影とジンギスカンや、モエレ沼公園でのサイクリング、白い恋人パークでの菓子作成、トリトン寿司で大食など、北海道の王道観光コースを満喫しました。
最後に新千歳空港の「北海道ラーメン道場」でラーメンを美味しく頂くとともに、「新千歳空港温泉」にゆっくり浸かり、家路につきました。
最高の家族旅行だったのですが、唯一残念だったことは、都内悪天候による機材到着遅延のために、帰りの飛行機が3時間程度遅れてしまい、帰宅時間が真夜中になってしまったこと。翌朝に会議があったので、その日中に帰宅出来たことは不幸中の幸いでしたが、プチトラブルは旅行につきものと改めて感じさせられました。