攻玉社中学・課外学習「水辺の学校」

3 min

こんばんは。“ちびぼうず”です。

3泊4日で、諏訪湖畔(於:長野県)にて実施された攻玉社中学「水辺の学校」について、(勝手に)概略をご案内いたします。

本行事の目的は、「雄大な自然の中での活動を通して、仲間と協力することの大切さを学ぶ」「農村体験を通して、農家の生活に触れ、日本の農業の現状を知る」「宿泊行事を通して、集団行動の大切さを学ぶ」という三本柱で実施されました。

1日目

1日目は、早朝から正午までのバス移動の後、「車山高原」での1.7キロメートルのトレッキングの予定だったのですが、突然の雷雨によりトレッキングは中止。急遽、「松本城」の観光へ変更になったようです。

「松本城」は、安土桃山時代末期-江戸時代初期に建造された現存天守の一つとして国宝に指定されている5城(松本城、姫路城、犬山城、彦根城、松江城)の一つです。築城は小笠原氏ですが、天守を造り、城下町を整備したのはNHK大河ドラマ「どうする家康」でも要所で登場する徳川家臣“石川数正”です。訳があって徳川家“譜代”とはみなされていないのですが、そこはご自身で調べてみてください。

松本城および隣接施設を視察後、宿泊ホテルへ移動。夕食、ミーティング、入浴して、21:30には消灯という感じです。

ホテルを貸し切ったようで、特に大浴場は男女浴場が取っ払われて、空いている方を選べたようです。ただし、入浴時間は1クラス20分ですので、個人旅行のようにゆったり入浴という訳にはいかなかったみたいです。

【参考】車山高原スカイプラザリゾート(同ホームページ)

https://summer.kurumayama-skypark.com/hiking

2日目

2日目です。

6:00 起床(希望者のみ5:30起床・散歩)です。かなり早いですね^^;

6:15 体操。

7:00 出発準備を済ませたうえで、朝食。

8:00 三手に分かれて、各事業会場へ移動。

我が子は、先ずは「上諏訪自主研修」という事で、各班で事前に立案した計画に基づいて、上諏訪・諏訪湖の自然・歴史・文化を各々の方法で学んだようです。

午後は白樺湖でのカヌー体験「白樺湖ネイチャーカヌーツアー」です。本体験の目的は、チームワーク・絆の深化、環境問題の学びと自然への敬意の醸成、ウォーターフィールドでの楽しさと危険性の学び、とのこと。特に3つ目は、悲しい水難事故が絶えない中で、非常に重要な内容だと感じていました。

さて、「陸上レッスン」、「水上レッスン」、「上陸レッスン」と、カヌーの扱い方を受講したら「フリークルーズ」です。フリークルーズでは、二人漕ぎ、一人漕ぎに分かれて出廷し、湖内の孤島(?)についたら二人漕ぎと一人漕ぎが交代して戻ってくる内容だったようです。ちなみに、我が子は楽し過ぎたようで、強くオールを漕いだためか、手の親指の内側に生傷を負って帰ってきました。”名誉の負傷”です笑

カヌー体験終了後、ホテルに戻り、入浴、お土産購入タイム、夕食の後に21:30消灯という感じです。

ネイチャーカヌーツアー(八ヶ岳アドベンチャーツアーズ ホームページ)

3日目

さて、3日目は「農村体験」です。本体験の目的は、日帰り農村体験「ほっとステイ」プログラムを通して、「人・食・自然の共生」を再認識することです。

具体的な体験内容はというと、①事前に日本農業の現状を学習、②1農家に参加して、生活(お茶のみ)・農業(農作業)・自然(散策)体験を行うことで、祖父母世代との「交流」と生き抜く「知恵」に触れる。3つ目は攻玉社独自だと思いますが、③農村体験で学んだことを学園祭「輝玉祭」で発表する。とのことです。

“体験学習”というのでしょうか。座学では至らない学びを体験させてくれるプログラムは、都会のぬるま湯に浸かっている我が子にとって、良い刺激になったものと思います。

なお、農家毎に体験フローが異なったようで、我が子曰く、“ガッツリ農作業”班と“ノンビリお茶会”班とあったようです。農家も画一的でないという比較ができて、それも良かったと思います。

夜は、学校のサプライズ(?)で“打ち上げ花火”を観覧したようです。

4日目

最終日、4日目です。「諏訪大社」へ訪問のうえ、帰路に着くという行程。

諏訪大社は「御柱祭」でも有名ですが、全国各地にある諏訪神社総本社であり、 国内にある最も古い神社の一つとされています。境内は諏訪湖周辺に4カ所(上社前宮、上社本宮、下社春宮、下社秋宮)あり、クラス毎にそれぞれ見学したようです。

○諏訪大社(信濃國一之宮 諏訪大社ホームページ)

https://suwataisha.or.jp/

いや~、3泊4日の課外学習、お疲れ様でした。

保護者会で事前説明では、学年主任から事前視察の模様の説明があり、しっかりと企画が練られていたようでした。ただし、総勢240名余りでの実施ですので、いくら教員が適切な計画を立てても、生徒自身の協力意識が無ければ、行事自体が雲散霧消してしまうリスクもあったと思います。

はしゃぎ過ぎて反省文を書いた子が居たとか、昼食弁当の消費期限誤表記があったりと、多少のトラブルはあったようですが、都度、メーリング等により保護者に連絡があったので、安心して我が子を任せることができました。

先生方、改めてありがとうございました。

また、なんとなく一回り成長して帰ってきた我が子を見て、親として課外学習の大切さを感じた次第です。

【参考】中学2年生 水辺の学校(攻玉社ホームページ:News)

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