役人の解説ありで見たい!「シン・ウルトラマン」

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こんばんは。

“ちびぼうず”です。

今日は、「シン・ウルトラマン」を家族で鑑賞してきました。テンポも良くて、小学2年生の次男も飽きることなく、非常に面白い内容でした。

ウルトラマンというと、1966年の「ウルトラQ」をルーツに、現在まで続くウルトラシリーズです。制作会社・円谷プロダクションは東京都世田谷区祖師ヶ谷大蔵からスタートしたことで有名ですね。

私自身は、保育園の頃からレンタルビデオで借りて四六時中ずっと見ていましたし、子どもが生まれてからもDVD等で一緒に見ていました。

私が幼い時には戦闘シーンしか興味はなかったのですが、大人になってから改めて観ると、当時の経済情勢や慣習などもストーリーに反映されており気づくことが多いです。例えば、ウルトラマンレオの放映当時はオイルショックの真っただ中で、怪獣を制作する予算が確保できなかったために、「赤いてるてる坊主」と数話にわたり戦っていたのは気味が悪かったですね。ちなみに、個人的には、主題歌は「帰ってきたウルトラマン」「ウルトラマンタロウ」、ストーリーは「ウルトラセブン」「ウルトラマンティガ」が好きでした。笑

さて、今回の「シン・ウルトラマン」は庵野秀明氏が企画・脚本ということで、「シン・エヴァンゲリオン」や「シン・ゴジラ」を見てきた私としては、期待せずにはいられませんでした。ちなみに、“シン”と冠名されると、“新たな解釈で描く”という意思表示だと、評論家・岡田斗司夫氏がYouTubeで説明されていました。

映画の概要は以下URLからご覧ください。

シン・ウルトラマン公式HPhttps://shin-ultraman.jp/

ここからは少しネタバレです。これから鑑賞される方はご留意ください。

浅見弘子役の長澤まさみが巨人化してしまうシーンは、まさに元祖ウルトラマンのオマージュ。私が保育園の頃に恋したフジ・アキコ隊員がメフィラス星人にさらわれて、巨人化した時には子供ながら女性を怒らせてはいけないと感じました。なお、シン・ウルトラマンで巨人化した長澤まさみが破壊する街並みは東京都千代田区丸の内の仲通りでしたね。あんなところでお仕事したいです。

また、ラスボスとして登場したのが原作同様にゼットン。原作では善戦するも、ウルトラマンは敗れてしまいます。その後、科学特捜隊が開発した新兵器でゼットンを倒し、人類がウルトラマンを超えるという結末です。

「シン・ウルトラマン」ではどうかというと、光の国から指令を受けたウルトラマンゾフィーがゼットンを設置して飛んで行ってしまうという原作にはない展開。地球を守るためにウルトラマンがゼットンと相対するのですが、体格差に苦笑しかなかったです(これはとても勝てないと、、、)。最後は、ウルトラマンから科特隊にベータカプセルの原理を教示され、人類の英知を結集して、ゼットンとの戦い方を検討し、ウルトラマンの自己犠牲のもと解決されます。打倒方法は原作と比べて、飛躍しすぎずによかったと思います。一つ注文するとすれば、もう少しゼットンとの戦闘シーンを作ってもらいたかったですね。

ちなみに、ゼットンの火球は1兆度です。太陽の表面温度が6千度ですので、その温度の異常さが分かっていただけると思います。ちなみに、一兆度の火球により、太陽系は一瞬で蒸発するそうです。(空想科学読本でそんなことが書かれていました!!)

最後に、「シン・ゴジラ」との比較ですが、行政庁の表現が少し弱かったのが残念でした。シン・ゴジラの時は、知人の役人から「ここはその通り」「縦割りがよく表現されている」と詳しく説明されたことを覚えています(裏話も聞かせてもらい、面白かったです)。エンドロールでも紹介されていましたが、防衛省の相当の協力があったようですので、今回は防衛省の知人を探して、解説してもらいたいと思っています。

ちびぼうず

ちびぼうず

 1986年11月生まれ。寅年、さそり座、O型。千葉県出身。
 妻、ちび太郎(13歳・男)、ちび二郎(8歳・男)の4人家族。
 千葉県内で育ち、高校卒業まで水泳に励んでました。小学校・中学校・高校の12年間は “水の掻き方”を勉強していたため、一年間の浪人の末、都内三流大学に滑り込み進学。
 大学4年生でオメデタ婚。男児2人に恵まれ、家族の助けを得ながら、育児に邁進中。
 2022年に激闘の末、長男・ちび太郎が校則厳しめとウワサの私立中高一貫校に進学。
 田舎の公立中学校で過ごした”ちびぼうず”の視点で、都会の私立学校の生活風景や、日々の出来事などを発信します。

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